肥満

肥満の原因

肥満の原因は暴飲暴食による物だけと思っている方が多いようですが、それだけが肥満の原因ではありません。
運動不足や食べ過ぎ以外の肥満について考えて見ましょう。

肥満

肥満肥満
肥満原因には食べ過ぎや運動不足以外の肥満として
@に視床下部の摂食中枢のバランスの崩れがあげられます。
摂食中枢のバランスが崩れると過食に陥り肥満を招きます。またその原因としては、視床下部付近の腫瘍などが考えられます。
Aに過度なストレスにより満腹中枢に何らかの影響をきたし過食になることが肥満を招くことも解っています。


肥満には遺伝要素が大きなウエイトを占め、 両親が肥満の場合は約70%が、どちらか一方だけ肥満の親をもつ場合でも40〜50%の子供が肥満になるとされていて、研究の結果では、 肥満しやすい家系があることも解っています。遺伝性の肥満には、遺伝性の病気(先天異常症候群)が原因になっているものもありますが、 これらに見られる肥満は中等度までのものが多く、重症の肥満を示すものは少ないといわれています。 また、最近の研究から肥満遺伝子の存在も明らかになってきました。この遺伝子は「レプチン」と呼ばれるホルモンの一種のようなタンパクを作り出していますが、 このタンパクが視床下部に作用して、体重をコントロールしている可能性があるといわれています。


肥満と原因

肥満
人はなぜ肥満になるのか?
簡単にいえば、一日に必要なエネルギー量を上回るエネルギーを食事で摂ってしまっているので、つまりは食べすぎているので肥満になっているということ。 そんなことは、皆 頭では理解していることですね。しかし例えば単純に外勤から内勤に仕事の内容が変わっただけで一日にご飯1〜2杯分も減らす考えを持たないと いけないというのは、すぐに実行できるものでは無いようなきがします。 肥満と関係の深いエネルギーのもとになるのが3大栄養素のたんぱく質と炭水化物(糖質)と脂肪。 このうち肉や豆類に多く含まれるたんぱく質は消化酵素や筋肉などにかわるので不要な分は体外に排出されて肥満につながりにくいといわれている。


一方でご飯や麺類などの炭水化物は食べ過ぎるとすぐに肥満の原因となります。多くが消化酵素によって糖分に変わり、 筋肉などを収縮させるエネルギー源になるが余分な糖分は脂肪酸という物質に変化して皮下脂肪・内臓脂肪になり、肥満へとなってしまうのです。


血糖値は血液中のブドウ糖量を示すが上昇すると脂肪酸が増えて肥満になりやすくなる。上がり方は炭水化物の種類で違い、 摂取後2〜3時間以内で血糖値がどれだけ上がるか数値化したものをグリセミック指数と呼び、その指数が高いものほど肥満になりやすいことが解っている。


肥満細胞とは

肥満
肥満細胞という言葉をご存知でしょうか。 あまり聴きなれない言葉ですね。 「肥満細胞」は哺乳類の粘膜下組織や結合組織などに存在する造血幹細胞由来の細胞であり「マスト細胞」ともいわれる。


肥満細胞はランゲルハンス細胞とともに炎症や免疫反応などの生体防御機構に重要な役割を持っています。 人間の肥満細胞にはいくつかの異なるタイプがあるとされ、たとえば社会問題となっている花粉症に代表されるアレルギー性鼻炎の発症部位である 鼻粘膜においては、粘膜型と統合織型の肥満細胞があり、その発症に関わるものは粘膜型である。 肥満細胞はIgEを介したI型アレルギー反応の主体である。肥満細胞の中にはヒスタミンをはじめとした各種化学伝達物質があり、 細胞表面に結合したIgEに抗原が結合すると、それがトリガーとなって細胞膜酵素の活性化を促して、やがては内容物であるヒスタミンなどを放出します。


また「褐色脂肪細胞」はブドウ糖や脂肪を燃焼させて熱産生を行い、体温の維持に関わっている細胞。 新生児や幼児ではわきの下の中の部分やけい部深部、腎周囲などに、成人でもわきの下の中の部分や腎周囲などに多く見られます。 褐色脂肪細胞の特色は、脂肪が複雑な代謝経路を通らずに直接消費されることです。このため自由にエネルギーを放出され、カロリーも消費されます。


    

肥満細胞について

肥満
つまり、カロリー消費量が多ければ脂肪の蓄積は抑制される訳ですが、 この褐色脂肪細胞の減少や機能障害が生じた場合には肥満が起こってくることが考えられます。 この褐色脂肪細胞を活発に働かせるにはアドレナリンが必要ですがアドレナリン受容体の異常でも肥満が起こることが最近解ってきています。


一方で「白色脂肪細胞」は、褐色脂肪細胞とは異なり、脂肪を蓄積するタイプの細胞です。妊娠末期に妊婦が脂肪や炭水化物を過剰に摂取すると、 胎児の白色細胞数も増加し巨大児が生まれる原因にもなります。さらに同じように生後1年の乳児や思春期に炭水化物を過剰に摂取すると、 やはり白色脂肪細胞数が増え、肥満に移行するといわれています。このような増殖型肥満が小児期に発生し、 そのまま成人肥満になるときには、肥満細胞のサイズそのものも大きくなり、重症の肥満になりやすいといわれます。


なぜ妊娠や出産後に肥満になるのか、がわかっていただけたと思います。
気を引き締めて肥満から脱出してください。私もがんばります。